医療技術から誕生したキャビテーションブログ:2014年11月12日


1週間ほど前、
古くからの友人がとても悩んでいることを知りました。

その友人は、特に誰に助けを求めるでもなく、
ただ一人で解決しようとしているようでした。

気になって友人のブログを覗いたところ、
友人は今は誰の手を借りることも望んでおらず、
ただ時間が過ぎ、気持ちが落ち着くことを待っている…
そんな内容が書かれていました。

でも、そんな状態だからこそ放っておけない。何かしたい。
でも、いたずらに友人に触れても傷つけてしまう…
友人の痛みにつながったのか、
僕の心は砕けそうなほど痛く、締め付けられました。

その時、自分にも、
そんな時期があったことを思い出しました。

確かにその時の僕は、
まさに、誰にも「触れて欲しくない」状態でした。

「辛かったね」と、
優しく抱きしめようと体質に触れられることも、
「大変だったね」と、話題に触れられることも、
「良く頑張ったね」という雰囲気を作って、その空気に触れさせられることも、
全てが嫌で拒絶を続けていました。

とにかく、
その辛さを他人と共有することができませんでした。

僕は心の中でなにが起こっているのか理解することもできず、
ただ他人との間に距離を作っていました。

僕の痛みに気づかない人、何が起こったのか知らない人、
僕よりもっと大きな痛みを抱えている人…
そんな人たちと一緒にいるのが楽でした。

僕の痛みに気づかないフリをして
食事に誘ってくれる友人には、その優しさを思い、
無理をして外出し、意味もなく笑顔を作りました。

「もう大丈夫よ」とみんなに言い、よく眠り、よく食べながら、
時々、思い出させるものに触れては勝手に涙があふれ、
行くあてのない怒りがこみ上げ、部屋から出ることが億劫になっていました。




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